夜寝ている間に肌エステ。たった1本の糸から始まるファインファイバーテクノロジーを体験してきた
極薄膜で一晩中肌を保湿ケア
夜のスキンケアのあと、たった2ステップのスペシャルケアをするだけで、一晩中、肌の湿潤環境を整えて肌をうるおいで満たすアイテムが登場しました。今回発売されるディフューザー(噴霧器)は、手のひらサイズ。専用化粧液をセットし、肌に吹きかけると肌に極薄膜を作れるというもので、花王とパナソニックの家電チームが共同開発しました。
専用ディフューザーに、花王の高級化粧品ブランド「est(エスト)」、またはカネボウ化粧品の「SENSAI(センサイ)」の化粧液をセットして噴霧すると、直径1ミクロ以下のやわらかくて軽くて薄い膜を肌表面に形成し、そっと両手で肌をつつむと、まるで自分の肌のように一体化して肌になじんでいきます。
その様子は、まるで絹の糸が肌上に降り注ぎ、繭ができていくかのよう。一度、肌になじんでしまうと、まつけていることを忘れてしまうほど自然です。
「こんなにぴったりと肌になじんでしまったら、皮膚呼吸ができないのでは?」と感じるかもしれませんが、そこは大丈夫。繊維の隙間から適宜水蒸気を通すので、適度な保湿性も保てます。
肌の表面の水分環境を適切な環境に整えることで、肌本来の美しさを引き出すことができます。肌表面の膜をはがす翌朝まで、一晩中肌の湿潤環境を整えて肌を乾燥から守り、潤いで満たしてくれるのです。
つまり寝ている間も高機能なフェイスマスクを密着させているようなもの。フェイスマスクをしたまま寝るのは肌に負担が大き過ぎるので逆効果ですが、「バイオミメシスヴェール」は寝ている間も肌をしっかり保湿してくれます。
疲れた夜もたった2ステップで肌ケアが完了
使い方としては、2ステップで完了。
1 夜のスキンケアの後に、ヴェールエフェクター(美容液)を肌になじませる
2 ヴェールディヒューザー(高性能小型美容器)に「ヴェールポーション」(化粧液)をセットして、肌にふきつけてなじませる。肌になじむと透明になるので、そのまま就寝。
たったこの2ステップだけで翌朝ヴェール(薄い膜)をはがすと、ウルツヤ肌に。仕事で疲れていても、簡単にお手入れができるのはとっても助かります。しかも、コンパクトで持ち運びが便利で、旅先でも大活躍しそうです。
毎月のコストは1万円弱。乾燥から肌を守り、うるおい続ける肌へ
もう1つのおすすめのポイントは、コスパの良さ。
ディフューザー(本体)は50,000円なので「ちょっとお高め」に感じるかもしれませんが、順次発売される複数ブランドのアイテムにも使えます。
贅沢な潤いで肌を満たすエフェクター(美容液)は、花王の「エスト」、カネボウの「SENAI」ともに約90回分使えて12,000円(取り換え用のリフィルは11,500円)、ディフューザーにセットするポーション(化粧液)が約45回分で8,000円。
美容液は90回使えるため約3カ月、化粧液は45回使えるため約1カ月半使えるので、1カ月にかかるコストは1万円弱。毎晩、お肌を乾燥から守り、乾燥しやすいシーズンも潤いでみたすことができると考えると、「コスパ良し」ではないでしょうか。
今後は、スキンケアに続き、「ファインファイバーテクノロジー」を応用して、毛穴や色むら、シミなど気になる箇所をしっかりカバーして、素肌のように輝く自然な肌が仕上がるベースメイク、シミを隠すようなメイク、ボディケア、アートなどの開発に取り組んでいくそう。お肌の悩みがつきない私たちの心強い味方になりそうです。
※メーカー希望小売価格/価格はすべて税抜
「毛穴が目立たなくなり化粧ノリもよくなった」
商品紹介をしてくれたスタッフの女性によると「夜使って、朝はがすと肌がしっとりなめらかになっているのを実感しました。一週間ほど使い続けたら、気になっていた毛穴も目立たなくなり、化粧ノリもとてもよくなりました」とのこと。
最近、朝起きると肌の乾燥が気になっていた筆者にとって、スタッフの体験談がとても心に刺さりました。この技術を試してみたい方は、12月4日にリニューアルオープンする花王の情報発信拠点「BEAUTY BASE by Kao」で体験、購入できます。
エストは、12月4日から銀座直営店および主要百貨店6店舗で先行発売、翌2020年には国内約100店舗、アジア展開を予定。センサイは国内主要百貨店3店舗でスタート。2020年2月から欧州で展開していく予定です。
日本初の「たった一本の糸から始まる」ナイトスキンケア、一度試してみてはいかがでしょうか。