骨盤前傾と後傾の見分け方 – 「骨盤の傾き」が太ってしまう元凶!?
●PeLuLu×telling,
骨盤スクワットで女性らしいボディラインを!
今話題の「骨盤スクワット」。
1日3分のエクササイズを1週間続けるだけでみるみるやせていく、と人気沸騰中ですよね。このエクササイズは、普通のスクワットをちょっとアレンジしたやり方で行います。
よく「骨盤が開いていると太りやすい」といわれますが、確かに骨盤がゆがんでいることで太ももやおしり、おなかのラインに影響を与えてしまうことはあります。骨盤が開いている人は多くの場合、骨盤全体が前か後ろのどちらかに傾いてしまっているのです。
骨盤は、前後に傾くことで、本来その上にすっぽりと収まっているはずの内臓がおなか側にせり出したり、はみ出したりしてきてしまいます。こうして、”ポッコリ”おなかが完成するわけです。
また、その周りの太ももやおしりの筋肉たちもうまく働けなくなり、緩んでしまうことで太ももやおしりのラインも崩れてしまう原因に…。
骨盤スクワットでは、こうした骨盤の傾きを整えるため、女性らしいしなやかなラインが短期間で手に入るのです!
骨盤の状態を抜き打ちチェック
それでは、あなたの骨盤が傾いていないか、簡単にチェックしてみましょう。
■骨盤傾きチェック
☆壁を背にして、ひざと股関節を直角に曲げた「空気イス」の姿勢を作りましょう
このとき、
・腰が壁について、肩やおしりが壁から離れてしまう人
→骨盤が後ろに傾いているかも…
・肩とおしりが壁について、腰が大きく壁から離れてしまう人
→骨盤が前に傾いているかも…
もう一つ、骨盤が開いていないかどうかも、簡単にチェックしてみましょう。
■骨盤開き度チェック
☆床に仰向けにまっすぐ寝て、かかとを合わせて力を抜きます
このとき、つま先が左右均等に45度程度開いているのが普通ですが、次のような方は骨盤が開いている可能性ありです。
・それよりもかなり大きく開いている場合
・極端に狭くなっている場合
・左右差が大きい場合
チェックに引っかかってしまった方も大丈夫です!毎日「骨盤スクワット」していきましょう♪
1日3分!「骨盤スクワット」
筋トレを行う際に気をつけてもらいたい点が2つあります。それは、キツさと回数。無理をしてしまうと続かなくなり、効果も感じられないことも…。
それでは、「骨盤スクワット」のやり方を説明します。ひざや腰、足首などに痛みを感じる場合は無理のない範囲で実施するように気をつけてくださいね。
■骨盤スクワット
(1)足を肩幅に開いてまっすぐ立ち、両足のつま先をできるだけ外側に向けます
(2)おへそを凹ませるようにして上体をいい姿勢に保ちながら、45秒間かけてゆっくりと腰を落としていきます。このとき、ひざも、つま先の方向へ開くように気をつけてください
(3)太ももが床と平行になるくらいまで腰を落としたら、15秒間で元の姿勢に戻ります
(4)今度は、足幅を少し狭めて、両足のつま先をできるだけ内側に向けます
(5)先ほどと同じように45秒間かけてゆっくりと腰を落としていきます。同じく、ひざはつま先の方に向けてください
(6) 両ひざがつくところまで腰を落としたら、15秒間で元の姿勢に戻ります
(7)最後に、足はそのままで、再度おへそを凹ませてカラダをまっすぐにし、その姿勢のままカラダ全体を前に少しずつ傾けます
(8)前に倒れたり、腰が折れたりしないギリギリのところで15秒間キープしたら、元の姿勢に戻ります
※エクササイズ中は、息を止めないように楽な呼吸を続けましょう
普通のスクワットから始めてもOK!
普通のスクワットも、ヒップや太ももの美ラインをつくるためには必須のエクササイズ! やり方一つで今よりさらに効果的なトレーニングにすることができるんですよ。
スクワットというとおしりと太ももの筋肉を引き締めるトレーニングとして行っている場合がほとんどだと思いますが、実は同時に骨盤まわりや体幹も鍛えることができます。
スクワットの動作中は、上体の姿勢をまっすぐ保つことが大切なのですが、その時、お腹をへこませて背すじを伸ばすことをしっかりと意識して行うと、骨盤まわりや体幹の筋肉がバッチリと鍛えられます。また、立ち上がる動作のときに内ももを締める意識もプラスすることで、内ももの筋肉に効かせることもできます。
このように、万能なエクササイズであるスクワットを、”骨盤を締める”効果にポイントを置いてアレンジされたやり方が「骨盤スクワット」です。いつものトレーニングが今よりもっと効果的になるとしたら、見逃せないですよね!
1日3分で骨盤を引き締めて、ウエスト~ヒップ~太もものしなやかラインをゲットしましょう!
wellfyより