花屋さん、今日はどのお花がおすすめですか11

花屋さん、今日はどのお花がおすすめですか11 【デルフィニウム】

毎日どんより天気が続く梅雨のさなか、花屋さんの店頭には青空が広がっていた……と、詩的なことのひとつやふたつ言いたくなってしまう見事な色。この子の名前はデルフィニウム”スーパーシフォンブルー”。

●花屋さん、今日はどのお花がおすすめですか11

青空みたいな

この柔らかな水色! 晴れた空みたいに明るく軽やかなライトブルーの花びらが、光を受けてキラキラときらめいていますっ!!毎日どんより天気が続く梅雨のさなか、花屋さんの店頭には青空が広がっていた……と、詩的なことのひとつやふたつ言いたくなってしまう見事な色。この子の名前はデルフィニウム”スーパーシフォンブルー”。すんごい名前。

たくさん枝分かれしていて花もいっぱい付いているので、1本でもボリューム感あり。眼鏡は大きさの比較として(タバコとかコイン的な)。意外にデカイんです!

切り分けるとこんな感じ。

線香花火の軌跡みたいな葉っぱ。かわゆし。でも水に浸かる部分は葉っぱを取らないと水が腐って花が長持ちしないので、心を鬼にして取るべし。くぅ……。

きれいな水色を楽しみたかったので、ちょこっと束ねて色を強調してみました。パイナップル型の花瓶は香港の古道具。一目惚れして購入したものですが、やっぱりイイ!

しかし、なんだかちょっと寂しいな……。と思ったので。

ナズナを買って来て追加です!あら、かわいいかも!

ちなみに、デルフィニウムという花の名前はギリシャ語のイルカという意味が元になっているそうな。和名は大飛燕草(おおひえんそう)もしくは飛燕草(ひえんそう)で、燕が飛ぶ姿に似ているかららしい。どちらにしても動物モチーフでますます愛着がわいてきます。

この”スーパーシフォンブルー”という品種以外に、もっと濃い青やパキッとした青などさまざまな青がデルフィニウムにはあります。あなたが出会うのはどの青?運命の青、探してみてはいかがでしょうか〜。

しばらくしたらドライにするのも楽しみ。

今回のお花代:合計約700円。

さて、次はなんの花を家に連れて帰ろう?
やっぱ花っていいな。

編集者。台湾に心奪われ隙あらば旅に、あげく勤めていた出版社を辞めて台北に語学留学。台湾や植物関連の書籍制作に携わる。ラブ台湾、ラブ植物!