『ナミビアの砂漠』
©2024『ナミビアの砂漠』製作委員会
Beyond Gender

【画像でみる】Beyond Gender 映画『ナミビアの砂漠』山中瑶子監督に聞く

何かが足りない、どこか満たされない、でも、一体それが「何か」が分からない――。現在公開中の映画『ナミビアの砂漠』は、東京の片隅で暮らす21才のカナの物語。衝動と焦燥に突き動かされるカナに、心を射抜かれます。監督は27歳の山中瑶子さん。筆者は監督のデビュー作から、その才能に惹き付けられてきました。ファン待望のこの長編映画は、カンヌ国際映画祭で、女性監督として史上最年少で国際批評家連盟賞を得ました。制作の意図を山中さんに伺いました。
偏見、#Metoo、その先を目指して。ハリウッドで挑戦し続ける原動力とは。 ガザ地区の犠牲者7割は女性と子ども。日本からも声を上げる勇気を

●山中瑶子(やまなか・ようこ)さんのプロフィール
1997年生まれ、長野県出身。初監督作品『あみこ』がPFFアワード2017に入選した。『ナミビアの砂漠』は本格的な長編監督第一作となる。ほかに、山戸結希監督プロデュースのオムニバス映画『21世紀の女の子』(18)の『回転てん子とどりーむ母ちゃん』、オリジナル脚本・監督を務めたテレビドラマ『おやすみまた向こう岸で」(19)、ndjcプログラムの『魚座どうし』(20)など。

●『ナミビアの砂漠』
配給:ハピネットファントム・スタジオ
9月6日TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
©2024『ナミビアの砂漠』製作委員会

偏見、#Metoo、その先を目指して。ハリウッドで挑戦し続ける原動力とは。 ガザ地区の犠牲者7割は女性と子ども。日本からも声を上げる勇気を
朝日新聞記者。#MeToo運動の最中に、各国の映画祭を取材し、映画業界のジェンダー問題への関心を高める。