朝の日々。A-CHAN写真連載「NY, Marching Home!」
現代写真の巨匠、ロバート・フランク氏のただ一人のアシスタントでもあるフォトグラファー、A-CHAN(アーチャン)。ニューヨークで彼女が出会った日常を写真と文章で切り取ります。
昨夜のカレーが残っていたり、しばらく納豆ご飯を食べてなかったりすると、次の日の朝ごはんが待ち遠しく、少しワクワクしながら眠りにつく。
猫にブラッシングをして、5粒のカリカリをあげて9時の朝ごはんまで、辛抱してもらう。
お弁当はつくったり、つくらなかったり。新聞を読んで、朝ごはんを済ませる。
アメリカに来て10年になるが、ニュースを読んでも2割程の曖昧さが残り、腹立たしい。
空がいいと、屋上へ出て撮影する。
毎日、毎日、そうやってその日が、始まる。
繰り返すことは、素晴らしい。