「麗ら舎」での語らいは尽きることがない=2024年12月、岩手県北上市
Beyond Gender

【画像でみる】「男たちよ、乳房だけを愛でるな」 農村女性の生きづらさを詩に込めて 

「男たちよ、乳房だけを愛でるな」。40年前、こんな痛烈なタイトルの詩を発表した女性がいます。岩手県の内陸部、北上市で生まれ育った詩人、小原麗子さん(89)。結婚・出産へのプレッシャーが今よりもはるかに強かった時代に農村で生まれ育ち、「一人の人間として生きたい」と悩み苦しみながら独身を貫きました。かの地ではそんな小原さんの姿勢を慕う女性たちが共に学び、語らい、思いをつづるシスターフッドが続いています。
人との距離感に悩む女性を描いて。映画『ナミビアの砂漠』山中瑶子監督に聞く 切り開いた道、共に歩むために 「東京国際女性映画祭」をいま振り返る意味
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朝日新聞記者。#MeToo運動の最中に、各国の映画祭を取材し、映画業界のジェンダー問題への関心を高める。