花屋さん、今日はどのお花がおすすめですか08 【ルピナス】
●花屋さん、今日はどのお花がおすすめですか。08
葉までかわいい春ブルー
ルピナスってご存知ですか? 青い小さな花が、穂のように咲く春の花です。ちょっと曲がった茎もかわいいし、葉っぱもふさふさついていてチャーミング。
これがルピナス。持った感じがとても柔らかくて気持ちよくて、手の感触からも癒やされます。よ〜く近づいてみて見ると……。
葉っぱに細く白い毛が生えているの、伝わるでしょうか〜。この毛がまた触り心地がよくて! 葉っぱの形も花みたいでキュート。ルピナスっていろんな種類があるのですが、花屋さんで切り花としてよく見かけるのはこの青い「ブルーボネット」という品種な気がします。「テキサスブルーボネット」と表記されていることもあり、名前が表す通りテキサス州の花だそう。
よく道端に生えている雑草カラスノエンドウなどと同じマメ科の植物で、ゆるく曲線を描く茎や葉と花の形に仲間感がうかがえます! 余談ですがカラスノエンドウもかわいいですよね〜。ふとしたところで見つけるとうれしくなります。
カラスノエンドウ。かわいいよ〜〜〜〜。
派手に、華やかに!
今回は春だしカラフルに飾りたい!と思って、ルピナスを中心に派手派手メンバーを集めてみました。
紫のスターチス(リモニウムという名前で売られている場合もあり)、黄色のスイセン、赤いスカビオサ、そして青いルピナス。スイセンの爽やかな香りが春らしくて、心ゆるみます〜。
色が派手なので、シンプルな白いマグカップに生けてみました。
上から見るとこんな感じ。「水に浸かるところは葉が腐りやすくなるので、きれいに取り除いた方がいいよ」ってお花の先生に教えていただいたことがあります。なのでそこは丁寧に。
スターチスは1本が大きくてたくさん枝がついているので、小さく生けると半端な枝が出てしまうことも。そんなときは捨ててしまわず、置いて飾ってもかわいいですっ! なぜならスターチスはドライフラワーになりやすい花だから!
今回はこんな感じで置いてみました。生けているヤツもゆくゆくはドライにしたい予定。
みんな横顔も美人さん。
小さく生けるとちょっとしたところにも飾れるのでいい感じです〜。花を生けたあとのマグカップはめっちゃ洗って、できれば殺菌消毒して戻しておきます。
あぁ、春って心弾む花色にあふれていて楽しいです!
いまならではのカラフルさを、ぜひ堪能していただきたいです!!
今回のお花代:合計約580円。
さて、次はなんの花を家に連れて帰ろう?
やっぱ花っていいな。