妊活の教科書〈特別編〉
不妊治療のホンネが聞ける、話せる「Fine祭り」11/25に東京で開催
●妊活の教科書〈特別編〉
不妊の当事者団体が開催、11年続くイベント
当事者による妊活・不妊体験を聞き、当事者同士でおしゃべりできるイベント「Fine祭り2018」を開催するのは、現在・過去・未来の不妊体験者を支援するNPO法人Fine(ファイン)。
イベントの内容は、男女6名のFineメンバーによる「不妊体験談の発表」と、当事者同士で気がねなく語り合う「おしゃべり会」。また、不妊スペシャリストによる個別相談(無料)も同時に実施します。
不妊のことをまわりに話せなくて孤独になってしまいがちな当事者を支援する活動のひとつとして、Fineでは、2008年から「Fine祭り」を毎年開催しています。
不妊治療専門医による講演や妊活をサポートする企業・団体等の出展など、さまざまな形で実施してきましたが、ここ数年は、秋に全国5-6カ所で同イベントを開催し、各地で当事者の交流の場を設けてきました。
「初めて不妊のことを話すことができました」
「おしゃべり会の参加者には、“初めて不妊のことを話すことができました”という方も少なくありません。緊張されて会場に来た方が、帰りには明るい表情で会場をあとにされる姿が印象的です。最近は男性の参加者も多く、昨年は男性だけのおしゃべり会のテーブルも設けました。男性は女性以上に話をする場が少ないと思いますから、ぜひ、この機会を利用してほしいですね。カップルやお友だち同士、また、お一人でいらしてもだいじょうぶです。私たちスタッフは全員が不妊体験者ですから、不安な気持ちがよくわかります。安心してお越しください」(Fine・広報担当者)
男性不妊の体験談も
体験談は、男女6名のメンバーが話す予定。男性不妊の体験、流産や二人目不妊などの話もあるとのこと。
不妊治療をどうするか、治療中のさまざまな思い、このまま治療を続けて妊娠するのか、治療をやめるのか、自分の心との向き合い方、夫婦の関係……妊活や不妊治療をしていると、いろんな思いがわき上がってくるもの。他の人の話を聞いて、自分の妊活のヒントにしてみては?
不妊スペシャリスト相談は、不妊症看護認定看護師と臨床エンブリオロジスト(胚培養士)という、不妊治療の専門家に無料相談できるもので、例年、相談枠がすぐに埋まってしまうほど人気だそう。相談したい人は、早めの来場がおすすめです。
また、開演前には、妊活ヨガセラピストによるヨガも予定。
- 「Fine祭り2018 知りたい! みんなの妊活」
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■日時:2018年11月25日(日)13:00〜16:00(受付は12:30〜)
■会場:銀座キレイが丘本館 5F-A・B・C会議室(東京都中央区銀座6-16-12 丸高ビル5F)
■内容:体験談発表、おしゃべり会(*別の会場で同時に実施。好きなほうに参加可能)、不妊スペシャリスト相談
・体験談発表:どなたでも参加可能。男女6名の妊活・不妊体験談が聞けます。
・おしゃべり会:不妊当事者のみ。「一般治療」「体外受精・顕微授精」「40歳以上」など、グループ分けをして実施。
・不妊スペシャリスト相談:不妊症看護認定看護師、臨床エンブリオロジスト(胚培養士)による個別相談(無料)。当日先着順受付。
■参加費:Fine正会員/無料(2名まで)※事前申し込み必要。
Fineエール会員・Fine SNS会員・一般/1,000円(1名)、2名で申し込みの場合は2名1,000円
※チケット購入、または事前振込。 ※当日参加(残席ある場合のみ)1,500円。※NPO法人FineのLINE@のお友だち登録で無料の特典あり。○詳細、参加申し込み
http://j-fine.jp/matsuri/2018/matsuri.html
NPO法人Fine http://j-fine.jp